トラック貨物事業の中では地場~長距離までと、中間的な位置付けからも比較的オールマイティーな活躍からも求人などでは数多くの募集案件が見られる4トントラック。
一言に4トントラックといっても、様々なボディータイプが存在し、それらは決して一括りな車両サイズとはなっていません。
そこで今回はそんな「4トントラックの寸法それぞれ」についてを細かく調査し、それらに付随する項目としても「必要な免許」や「積載量」、また「燃費」と「車両価格事情」なども掘り下げます!
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4トントラックのサイズ一覧は(標準・ショート・ロング・スーパーロング・ワイドボディ別)
標準・ショート
2トントラックよりも大きめと言う点からも、積載領域は広く尚且つコンパクトである4トンショートボディーは最もスタンダードなタイプと言えます。
【車両寸法】
全長:6m14㎝
全幅:2m17㎝
全高:2m35㎝
【荷台寸法】
長さ :2m35㎝
幅 :2m04㎝
あおり高:40㎝
ロング
基本的には車幅や高さはショートサイズと同じく、軽く数がかさばる積み荷や稼働範囲などが限られる場合でもよく用いられております。
【車体寸法】
全長:8m60㎝
全幅:2m20㎝
全高:2m68㎝
【荷台寸法】
長さ :7m20㎝
幅 :2m13㎝
あおり高:40㎝
スーパーロング
4トントラックとしての規格でありながら、大型トラック並みの荷物個数で積載が可能とされる点で「通称:お化け4トン」とも呼ばれております。
【車体寸法】
全長:9m60㎝
全幅:2m20㎝
全高:2m68㎝
【荷台寸法】
長さ :8m20㎝
幅 :2m13㎝
あおり高:40㎝
ワイドボディ
荷台の幅が大型トラックとほぼ同等の大きさであり、パレットが2枚並びでの積載が可能な事からパレット積みが必須とされる業務では需要が多いと言えます。
【車体寸法】
全長:8m60㎝
全幅:2m49㎝
全高:2m68㎝
【荷台寸法】
長さ :6m20㎝
幅 :2m34㎝
あおり高:40㎝
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4トントラックに必要な免許はなに?
「平成19年6月1日以前の自動車免許取得者」であれば、普通免許のみでの4トントラック運転が可能となっております。
ただ現在では幾度となく行われた法改正により、平成19年6月2日~平成29年3月11日までの普通免許取得者、また平成29年3月12日以降の免許取得者は共に4トントラックを運転するには「中型免許」の取得が必要となっております。
4トントラックの積載量はどれくらい?
どの貨物トラックにも名称の中にあるトン数が積み荷のみで許可されてる積載可能領域となっており、4トントラックにおいても積み荷として許可されてる積載量では正味4トンまでと国によって定められております。
尚、車両総重量においては「乗車定員数と車両と荷物を合わせた合計重量が8トン未満」となっており、最大積載量では乗車定員数と車両を省いた「積み荷のみの重量が4トンまで」と法令(道路交通法)によって定められております。
4トントラックの燃費は?
メーカー毎に存在する車種によっては燃費はそれぞれで異なっており、中型トラックに分類される4トントラックとなればその使い勝手の良さからも使用頻度は多く、それだけに走る距離が伸びるとなればそのぶん平均燃費も気になります。
以下では4トントラックとしての代表的な車種を各メーカー毎で分け、その車種別から算出した平均燃費を各社それぞれで並べてみました。
4トントラックの総合的な燃費を見る上でも是非参考にしてください。
三菱ふそうファイター 7.30㎞/L
いすゞフォワード 7.90㎞/L
日野レンジャー 7.40㎞/L
UDコンドル 8.10㎞/L
4トントラックの平均燃費は約7.5km/L
4トントラックの中古車と新車の価格はいくら?
中古価格
中古車での価格相場は100~300万円程。
また1年程度の型落ちモデル、加えて走行距離が少ない場合であれば300~500万円程となっております。
中古車となればその車両の年式やモデル、また走行距離などが主な基準となりますが、コンディション(総合的な状態)次第では価格の方も大きく左右されてしまいます。
それでも新車価格と比べれば「かなり低価格での購入が可能」という点でメリットが大きく、使用頻度が多い4トンサイズだけに中古車市場での人気は高いと言えます。
新車価格
新車での価格相場は約1,000万円。
有名どころでは三菱ふそうのファイターや日野レンジャーなどグレードによっては700~900万円台で収まる価格帯も存在しているが、どのメーカーであっても基準価格を1000万円と考えておけば「とりあえず大きなブレは無い」かと…
ただし中古・新車価格のいずれも「あくまで目安」としてる価格であり、絶対にこの価格で購入できるとは言い切れない事も留意しておきましょう!
まとめ
如何でしたでしょうか?
貨物トラックとなれば様々な装備の仕様が存在し、それは4tトラックであっても厳密にはそれぞれの用途別に分類されております。
ただボディーサイズにおいては何かに付けて「間が取れてる」といった立ち位置の関係上、最も使用頻度が高いという意味では運送業界にとって無くてはならない「柱的存在」とも言えますよね。
今回の記事内容から用途に合った車両選びや予算についてなど、最適なトラック選びの参考となれば筆者としても幸いであります!