”親子像ロゴ” が何かと目を引き、そのトレードマークは地元である山形県民からも「県内最大」としての信頼を寄せる運送会社でもある第一貨物。
信用・顧客・安全・健全・育成・家族のそれぞれをテーマとした会社理念を掲げ、 ”近代物流システムの先駆け的存在” としても今も尚、物流業界をリードしてる存在ともされております。
今回はそんな第一貨物のドライバーとしての「仕事内容」から「収入」、「評判」についてそれぞれの実情を深く切り込んでみたいと思います！
第一貨物の会社概要とは
会社の正式名称は第一貨物株式会社（だいいちかもつ かぶしきがいしゃ）。
事業内容は小口から企業間物流、またそれ以外も含む貨物全般を扱う運送会社でありますが、「もともとは小口貨物を中心」としてるだけに、現在では複数の大手企業らが当たり前としてる「貨物オンラインシステム（ネット上での利用者が配達状況を確認できる仕組み）」を業界で初めて導入しました。
本社は山形県山形市、特別詰め合わせ事業を得意としながら資本金2億円を誇る運送会社であります。
第一貨物ドライバーの給料や年収はいくら？
収入面に関する詳細などは他の大手のような調査データの公開が頻繁にされておらず、正直なところ私自身も情報収集に少し苦労しました。
さて気になる平均月収では一般的に（新卒をスタートとして）約24～25万円、それに続き年収でも350万円程となっており、基本給についても19～20万円台が平均ラインといったところであります。
また通例としても「年齢分から来る立場や条件」によって報酬自体は単純に各社員毎前後するものですが、この会社では勤続年数を持つ「40～50代となれば年収500万円超えもザラ」だとか…
にしても金額の差が激しいですよね！
第一貨物は給料安い？
第一貨物の年収は200万～350万円となっており給料は17万～25万円となっています。
賞与は年2回で1回につき10万～15万円となっています。
一般的な物流企業の年収は350万～500万円で給料は25万～30万円程度となっております。。
賞与は年2～3回で1回につき30万～50万円となっています。
比較してみると第一貨物の給料はかなり安いと言えます。
第一貨物のボーナスはいくら？
第一貨物のボーナスを見てみましょう。
第一貨物のボーナスは年2回で、1回につき10万円～15万円となっています。
年2回計20万～30万円が第一貨物のボーナスとなっています。
比較してみると第一貨物のボーナスはかなり安いと言えるでしょう。
第一貨物ドライバーの給料明細とは
続いては中途入社3年未満、38歳男性正社員ドライバーの給料明細を元に以下を例として記してみました。
（2017年度時点での在職時記録）
●月給●
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基本給 時間外手当 役職手当 資格手当
200,000円 10,000円 0円 0円
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住宅手当 家族手当 通勤手当 その他手当 月給合計
10,000円 0円 0円 0円 220,000円
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●賞与●
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定期賞与（2回計） インセンティブ賞与 決済賞与（0回計） 賞与合計(ボーナス)
200,000円 0円 0円 200,000円
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●勤務● ●年収●
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総残業時間 サービス残業 休日出勤 所定労働時間
月40時間 月20時間 月0日 1日8時間/週6日 284万円
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■基本給 200,000円
■時間外手当 10,000円
■時間外手当以外の手当 10,000円
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※みなし残業制度：なし
全体の90.9%を基本給である200,000円が全体の殆どを占め、後の「時間外手（10,000円）」と「それ以外手当（10,000円）」が共に残りの4.5%となっております。
※給料をあと5万円上げたくありませんか？
実は運送業界では給料5万円アップは簡単にできます。
下記のページをご覧いただけると具体的にアップできる方法を詳しくご紹介しています。
🔗トラック運転手の給料を5万円、年収で60万簡単にアップさせる３つの方法とは！
第一貨物ドライバーの仕事はきつい？
基本的には貨物運送事業全般を扱う運送会社であり、事業自体も常に限定した内容としておりません。
ただメインとしてる業務に関しては「きついとまでは行きません」が、かと言って決して楽な仕事でもありません。
これは先述してる通り得意分野でもあり、業務の多くが小口貨物として「約30kg以上ある重たい荷物の取り扱いが日常的」と言うことが起因として挙げられます。
ヤマト運輸や佐川急便で多くみられる女性ドライバーなどはこの会社では比較的少ないとされており、特に企業間での配送業務で重量物を扱う仕事が多いようですね。
しかし「場合によってはきついかも」です…
第一貨物はきついって本当？
第一貨物は本当にきついのか、口コミで調べてみました。
意見を見てみると、
「給料がとにかく安いです。同じ職種の別企業で比較してもかなり安く、地方の営業所だとさらに安い給料を覚悟する必要があります」
「以前は違ったが、週休二日制になったおかげで、休みは確実に取れます。休日出勤などもまず無いので、プライベートと仕事の両立はしやすいです」
「社内の人間関係は良好なものの、社風が古かったり教育の曖昧さなどもあり、ついていけず辞めてしまう人が多い印象です」
等の意見がありました。
批判的な意見がかなり多い印象できついと呼ばれても仕方ないのではと思いました。
第一貨物はホワイト企業？
第一貨物はホワイト企業なのか調べてみました。
評判を調べてみると、多かったのが大手物流会社だからこその安定感を評価する声でした。
また、教育関連の評価も高く、積極的に資格や免許の取得を支援してくれる研修等が豊富に用意されている点も高い評価を得ていました。
また、社風に関しても、現代の空気に適応しているという声もあり、特に若い世代から指示されている印象でした。
ネガティブな意見としては、給料が少し安い点や、繁忙期の際はどうしてもかなりの労働を強いられるという点です。
しかし、ネガティブな意見は比較的少なく、基本的には多くの社員が働きやすい環境と捉えているようです。結論としては、完全にホワイトというわけではありませんが、比較的に働きやすい企業という評価としました。
第一貨物で働きたいと考えている人は、特に不安を覚えること無く、働いても問題なさそうです。
第一貨物ドライバーの評判や口コミとは
総合的な評価としても収入面や有給、対人関係などにおいて大小関わらず様々な意見も寄せらておりますが、結論として「給料が勤務歴によって違う」といった部分を各ドライバーらが良い意味で評価する割合が比較的多いみたいです。
どの運送会社においても不評に関しては言い出したらキリがないものであり、そこは敢えて割愛させて頂きます…
まとめ
如何でしたか？
今回は「業界初の貨物オンラインシステム導入運送会社」でもある第一貨物のドライバーに焦点を合わせ、それらにまつわる事柄や記録の元に、実情を暴露していった内容としていきました。
印象としても他の運送会社に並ぶ労働環境でもあり、何より肝心となる給料においては新卒や新人としてのスタート時点ではやや少ないながらも、「頑張って勤続年数を重ね続ければそれなりの収入が期待出来る運送会社」といえます。
頑張りの反映はモチベーションとなり、それは「第一貨物ドライバーとしてものちに様々な向上心へと繋がる」のではないでしょうか？
