個人事業主となると企業に守られる立場とは違い、常に安定を約束された状況下では無い中での稼働となる委託ドライバー。
実際に携わるか、もしくは身近な環境で見聞きする経験が無ければなかなか知る事も無いであろう様々な実状…
今回はそんな謎な部分を含め、ヤマト運輸の軽貨物委託ドライバーでは実際稼げるのか?といった内容から単価と評判、加えてリアルな実情までを検証します!
委託業者探しでお困りの方はこちらの記事で詳しくご紹介していますのでぜひご覧ください。
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ヤマト運輸の軽貨物の委託ドライバーとは
「ヤマト運輸から受ける外注ドライバー」
イメージとしてはこうした表現がわかりやすいかも知れません。
そもそもの業務委託とは会社や企業との直接な雇用契約としてでは無く、仕事を請け負う契約を交わす働き方の事を指しており、報酬は概ね荷物単価やその個数によって計算される仕組みとなっております。
つまりヤマト運輸、もしくはそこに俗されてる企業との業務委託を交わす宅配便ドライバーの事を言います。
ヤマト運輸の軽貨物の委託ドライバーの単価はいくら?
殆どの営業所では「140~180円」までが概ねの相場。
ただ地域によっては単価設定の幅も「160~185円」となるようですね。
ヤマト運輸の軽貨物の委託ドライバーの給料や年収はいくら?
ヤマト運輸の委託ドライバーを一般的な平均収入として、1ヶ月(30日)のうちの4日を休日としたシミュレーションで見てみましょう。
●(荷物単価150円)X(1日の配達個数80個)=日当12,000円
●12,000円 X 実稼働が26日=312,000
●312,000 X 12ヶ月=3,744,000円
配送業務の実状としては不在率の高い地域、そうでない地域とでは配達完了率の関係上かなりの差が出ます。
また繁忙期や閑散期となれば「配達個数自体」に浮き沈みが出てしまいます。
またベテランであれば上記の例に限りなく近い売り上げも望めますが、これが新人となれば仕事の要領を習得する期間をある程度見ても「およそ半年間」は計算通りの収入を期待しない方が良さそうですね…
とはいっても「目標はどこまでも持ち続けるべき」であり、その目標が「目指す売り上げ」を達成し、それが収入となるのですから…
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ヤマト運輸の軽貨物の委託ドライバーはきつい?
仕事の浮き沈み以外で必ず避けられない出費となるのが「軽車両を管理していく上での維持費」であり、これを安易に見ると「結構きつい思い」をしてしまいます。
まず委託ドライバーの代表的な経費となるのが燃料費(ガソリン代)です。
少なくともガソリン代が月に30,000円は掛かると見て、単純計算でも年間は360,000円。現実的に考えて年間費用は最低でも380,000円以上は見ておきたいところ。
次なる経費は消耗品であるタイヤ。これに関しては走るコースによってタイヤの減り具合も前後しますが、一回のタイヤ交換でかかる費用も安く見積もって30,000円以上。
また車両に掛かる「保険」や「車検」、「駐車場代」など一般的な費用からそれ以外で車両の故障を未然に防ぐためへの「予防整備費(エンジンオイルの定期交換)」なども考慮していかなくてはなりません。
ヤマト運輸の軽貨物の委託ドライバーを辞めたい理由とは
辞めたい場合として最も多いのが「精神的に追い込まれる」といった理由です。
配達業務においては「バタバタと走り回る忙しさ」はあれど、それは身体的な慣れでなんとかなるものです。
しかし「先述した諸々の費用を上手くやりくり」し、「事業主としての経営管理と事前の計画性」が無ければハッキリ言ってキツイ仕事です。
そもそもがしっかりとしたマインドを備えてなければ続けられない仕事でもあり、辞めたくなる傾向としても「何かしらの不安感に苛まれた場合」が最も多いとか…
ヤマト運輸の軽貨物の委託ドライバーの口コミや評判とは
ヤマト運輸での委託ドライバーに関して「不評となる口コミ」などはあまり見聞きしておりません。
会社勤めと違い、個人事業主として生じる全責任は委託ドライバー自身で負うことが鉄則。
会社員みたく常に「全責任を負う後ろ盾」もありません。
責任を持つ立場であれば責務として与えられる仕事に必死です。
つまり「委託ドライバーの仕事となれば愚痴など吐いてる暇も無い」のです。
ただ各営業所などでの対人関係については、「ドライバー」対「事務職員」での立場の違う関係上から生じる双方の不平不満も少なくは無いですね…
まとめ
如何でしたか?
今回の検証を見れば収入面を含む「個人事業主ゆえの精神的負担」は多少あれど、「物理的な作業による肉体的負担」で体を壊すことはまず無い仕事と言えます。
メンタルを鍛えるにも「丈夫な健康体があってこそ」であり、自分自身が常に積極的な姿勢を持って向き合う事が出来ればそれは必ず成果として現れます!
それは勿論「目標としてる報酬額」として!
ヤマト運輸に関してはこちらの特集ページで詳しくまとめていますので是非ご覧ください。