トラックの運転手に転職考えている方にとって、社員として働く他にも派遣社員として働くという選択肢もあります。
かつては運送業での派遣は認められていませんでしたが、規制緩和により現在では条件付きで認められています。
今回はその仕組や給与、稼げるのは本当なのかなどについて解説していきたいと思います。
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トラック運転手の派遣は禁止されているのか?
かつてトラック運転手に派遣は認められていませんでしたが、今現在規制緩和により、条件付きではありますが派遣が認められています。
その条件は以下のようになります。
・日雇労働の禁止
・2ヶ月以内の期間付き雇用の禁止
といった項目があります。
このため3ヶ月以上の雇用が見込めれば派遣というかたちでの雇用ができることになります。
派遣ドライバーの給料はいくら?
派遣社員として運送会社に勤務する際、給与の大きな差につながるのがどの大きさのトラックによって勤務するか?ということです。
✔2t車の場合
時給 1000円 日当 8000円 月給 20万円
✔4t車の場合
時給 1200円 日当 1万円 月給 25万円
✔10t車の場合
時給 1500円 日当 15000円 月給 35万円
こちらが平均賃金となっています。
自分のライフスタイルに合わせて選ぶのも良いと思いますが、より大きい車両での勤務が高収入に繋がります。
また他にもフォークリフトの免許などをはじめとした特殊資格も併用でより多くの収入をえることができるようになります。
トラック運転手の派遣は稼げる?
トラックの派遣は認められていますが実際に稼ぐことができるのかと不安になりまよね。
トラック派遣は3ヶ月以上の雇用が義務付けられている為、ある程度の期間は安定した収入を得ることができます。
しかし、派遣であるがために残業なし休日出勤無しなどが多く、基本の給与しか得ることができません。
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トラック運転手の派遣にメリットとは
トラック業界で仕事をする上で一番の問題となるのが働く時間です。
運送業は待つのが仕事といわれるほど待機時間の長い業種です。
例えば荷物を積むにしても複数トラック、複数の運送会社が同じ場所で積み込みをするためきは基本は順番待ちです。
同じ理由で荷物の下ろしも順番待ちとなります。
このため、トラックの運転手は拘束時間が長くなってしまいがちです。
しかし、派遣では時間によって契約されているため決まった時間に出勤し決まった時間に退勤できます。
また、賃金や勤務調整などは派遣会社がやってくれるため自分の希望通りの仕事が出来やすいと思います。
トラック運転手の派遣にデメリットとは
派遣会社からトラックの運転手となるには、まず派遣会社への登録をすることが必要となります。
この時、自分が登録しようとしている派遣会社はトラック運転手の派遣をしているか事前に調べておく必要があり、書類を揃えて提出するなど少し面倒くさい作業があります。
また社員とは違い、規定の期間が過ぎ再雇用も無い場合は違う会社を探さなければなりません。
給与面においても派遣と社員とは違いが多くあります。
まとめ
いかがでしたか?
トラック運転手の派遣なんて聞いたことないしできるのか?と思っていた方も、現在は条件付きでできるということがお分かり頂けたと思います。
今はトラック業界全体として深刻な人手不足となっています。
このため、どこの運送会社も人を集める為に以前より働く条件を良くしている所が多く、比較的長く雇用が継続する状態になっています。
しかし仕事の量によっては問題となっているような『派遣切り』などが起こる可能性があります。
自分にとってどこがメリットでどこがデメリットであるかを慎重に判断する必要があると言えますね。
派遣としてトラック運転手の仕事に就こうと考えている人はこの点を良く理解した上で決めることをおすすめします。