主に土砂や工事用資材の運搬など、工事現場などに出入りされるダンプカーは皆様も一度は目にされている光景と思われます。
一言にダンプカーと言っても厳密には所有されてる会社の使用用途によっては様々なタイプがあり、特注車両を含めるとその種類は相当な数です…
そんな数ある中のテーマとして今回は「深箱ダンプの運転手」について必要となる資格や仕事の流れ、収入までを主な検証内容として探ります!
仕事の「きつさ」など、そこから「辞めたくなる」などの実状的な事柄も「向き・不向き」や「口コミ」を交えて暴露したいと思います!
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深箱ダンプ運転手に必要な資格や1日の仕事内容とは
まず深箱ダンプと言っても所有する会社の業務内容によって積み荷の種類、その使用目的の範囲も様々です。
私自身も過去に深箱ダンプの運転手を経験しており、その業務内容として「焼却ゴミ運搬」を例に話を進めて行きます。
必要な資格
基本的に深箱ダンプを扱うにあたっては特別な資格など必要としておりません。
ただ運転業務においては車両に対し、「各t数別に区分けされてる運転免許」を国の道路交通法に従って所持が義務付けられております。
また操作においても一般的な土砂運搬で使用されてるダンプカーと全く同じ方法・手順となってます。
1日の仕事内容
私自身が経験した仕事の簡単な流れとしては…
■早朝の出社後(概ね5:00~5:30頃)、会社車庫から6:00までに出発。
↓
■7:00頃までに市のクリーンセンターに到着する。
↓
■8:30頃に積み込み開始し、完了すれば出発(9:00頃)する。
↓
■ゴミ捨て場に到着後、荷降ろし完了すれば再度クリーンセンターへ戻る。
以上、これらを1日の決められた回数分として繰り返しこなし、終われば帰社(車庫に戻る)して帰宅。
深箱ダンプ運転手はきつい?
結論から申しますと私的には「非常に楽な仕事」と言えます。
基本的には土砂運搬などをされてるダンプカーと共通した運転業務となりますが、1日の走行ルート、距離、車両に対しての細かな作業内容においては少し異なります。
とは言っても「殆どが車両の機能に頼った作業」であり、少し意地悪な言い方をすれば土砂運搬のダンプカー同様に「運転免許さえ所持しておればなんとかなる仕事」とも言えますね…
これはあくまで私自身の見解でありますが…
深箱ダンプ運転手を辞めたくなる理由は
最も多いのが人間関係(運転手同士)での揉め事であり、またそこから業務中に発展してしまう運転手同士の喧嘩。
「ダンプ運転手」とされる仕事は深箱ダンプを含め、比較的人員の入れ替わりが激しい業界であるのも事実。
その背景には全ての職業にも共通している人間関係が大きく影響し、辞めたくなる一番の原因がコミュケーション不足からの内輪揉め。
実際、過去に私が勤めてた深箱ダンプの会社でも辞めていく理由の多くが仲が悪い運転手同士での喧嘩であり、今思うと私自身の退職理由も人間関係での問題が少なからずあったと思い返せます…
深箱ダンプ運転手の給料や年収はどれくらい?
深箱ダンプ運転手の多くが日給月給制の給与形態となっており、基本的にその月の「出ズラ(月に出た出勤日数分)」の合計により月給額が決まります。
そのため基本的な収入は一般的なダンプ運転手とあまり大差は無く、「平均月収では約30万円前後」とされており、概ねですが「年収も350~360万円程」となります。
また会社によってはその平均値をかなり下回る場合もあり、私自身が貰ってた過去の給与額においても26万円程…
決して多いとは言えませんね!
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深箱ダンプ運転手に向いてる人向いていない人とは
■向いているタイプ■
まず大前提として「運転手業務を好む性格」、もしくは「ダンプ操作やその運転技術に直接興味を持っている人」。
こう言った事柄は与えられた車両に対してのメンテナンスや維持管理に大きく影響します。
また人間関係でもうまくコミュニケーションが取れ、その場その場での空気に対し「常に自我を出さず」適応できるタイプが最も好ましいです。
■向いていないタイプ■
運転自体が特別好きでも無く、「とりあえず運転免許を所有しているからやって見る」と言ったタイプ。
中途半端な気持ちで始めると後々継続していく上で大きな問題を抱える事となります。
次に「夜明け前などの朝早い出勤に対して抵抗」がある人。
深箱ダンプ運転手は常に交通状況に左右される仕事となり、朝の混まない時間帯での出発が最も重要とされております。
そのため基本的には朝の早い時間帯での出勤ばかりとなりますので、それらが苦手な人では全く務まらない仕事と言えます。
※あなたは深箱ダンプドライバーに向いていますか?
深箱ダンプドライバーは向いていないと長くは続きません。
向き不向きは性格診断テストで調べることができます。
一度性格診断テストでチェックしてみましょう。
深箱ダンプ運転手の評判や口コミとは
深箱ダンプの仕事の多くが民間による依頼では無く、基本的にはお役所仕事。
つまり入札で得る「市のお堅い仕事」という事もあり、収入面においても比較的安定に見られております。
また週休二日制に加えて祭日なども原則は仕事が休みとなっており、それらを踏まえ労働内容に対しての直接不満に繋がる評価などは比較的少ないように思えます。
ただ「人によって」は人間関係などでの問題が生じるものの、ドライバー職の中では比較的仕事量が安定する業種としても人気があります。
まとめ
如何でしたでしょうか?
収入面から労働環境までを運転手としての総合的な見解からすれば、深箱ダンプの仕事は月の出勤日数を考えても安定している事になります。
又これまでの内容から年間休日で換算しても約115日程、一般的なドライバー職で見てもかなりの好条件として求職者の競争率も高いと思われます。
括りで見ても一般的なダンプ運転手との共通箇所は部分部分あれど、厳密なところでは「似て非なるジャンル」。
深箱ダンプ運転手は「常にお役所絡みの自覚」が要求され、それ故の責任が伴うだけに「やり甲斐も出る仕事」と言えます。