コンビニルート配送はキツイと言われていますが、個人差があります。
実際にどのような仕事内容で給料はどのくらいなのか気になるのではないでしょうか。
キツイと言われる理由はいくつかありますが、中でも「拘束時間が長い」や「時間に追われる」などが挙げられます。
そこで今回はコンビニルート配送について、配送経験のある私が体験談も含めて詳しく解説していきます。
これからコンビニルート配送の仕事を考えている方は、是非参考にして下さい。
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コンビニルート配送とは
コンビニルート配送の現状はどのようになっているのか知らない方も多いと思います。
1.コンビニルート配送の現状
コンビニルート配送は、決められたエリア内のコンビニに荷物を届けることが仕事となります。
そこは他の運送会社のルート配送と同じです。
会社や運搬する荷物によって配送のスタイルが変わってきます。
例えば
・アイスや常温商品:1日1回
・パン:1日2~3回
などが一般的にコンビニのルート配送の現状です。
残業などはその会社によって異なり、休憩も会社でする人もいれば、車の中でする人もいます。
求人雇用については、ドライバー不足の現在は採用されやすくなっています。
また正社員の募集も多く見られます。
2.コンビニルート配送で働くために知っておきたい事
①資格が必要
コンビニルート配送は、トラックでの仕事が前提となり、当然ですが「普通免許」が必要となります。
中型免許が導入された2007年6月1日以前に普通免許を取得した人は「4tトラックまで運転できる」のでコンビニルート配送の仕事につくのには支障がありません。
しかし、2007年6月2日以降に取得した普通免許では「3tトラックを運転することが出来ない」です。
この場合は中型免許か大型免許が必要になります。
※2017年に導入された「準中型免許」でも車両総重量7.5t未満、最大積載量4.5t未満のトラックまでは運転出来ます。
②働きやすい会社を選ぶ
運送会社は大手から中小まで様々です。
仕事がキツイと感じるかは会社選びによって変わってきます。
働きやすい運送会社に就職するには、事前にその会社の情報収集が大切になってきます。
ネットでホームページにアクセスしたり、営業所が近くにあれば見に行って見たりしましょう。
またどのような荷物を取り扱っているか確かめておくのが良いでしょう。
私はコンビニではありませんがルート配送の経験があり、仕事がキツイと感じていました。
今思えば働きにくい職場だったと思います。
働きにくいと言っても仕事量が多いわけではなく、私の場合は人間関係で働きにくいと感じました。
働きやすい職場を選ぶときは、その職場の人間関係も調べておくことをおススメします。
コンビニルート配送の仕事内容とは
1. コンビニルート配送の仕事内容
基本的な仕事は、毎回決まった順序で各コンビニ店舗に荷物を届けることです。
配送センターや倉庫で荷物をトラックに積み込み各コンビニ店舗に配送します。
荷物は主に「常温」「冷凍」「冷蔵」の3種類があり、それぞれ専用のトラックで配送します。
勤務時間は日中と深夜帯の2つのパターンに分かれていることが多く、配送時間も決まっているので長時間労働になる可能性は低いです。
2. コンビニルート配送の一日の仕事の流れ
コンビニの会社によって若干違いますが大まかな仕事の流れは以下の通りです。
①出社、点呼の実施(アルコールチェックは必須)
②車両点検
③商品の検品
④商品の積み込み後、出発
⑤各店舗に納品、伝票回収
⑥帰社
⑦配送終了の点呼(アルコールチェックは必須)
⑧休憩(食事や仮眠をとって次の配送に備えます)
※①~⑧の流れを繰り返し、業務終了となります。
以前していたルート配送は、上記の①~⑧が午前中の仕事で、午後から①~⑧を繰り返して業務が終了でした。
会社によっては配送終了後に、翌日の荷物の準備をする場合があります。
コンビニルート配送はきつい?
職場の実態を知るためには「きつい」や「きつくない」という理由を知っておく必要があります。
<キツイと感じる理由>
◎時間厳守
キツイと感じる大きな理由は「決まった時間に到着」しなければいけないことです。
コンビニルート配送は、目的地も複数あるので時間指定の案件が複数あると、それがプレッシャーになるのです。
◎アルコールチェック
ドライバーとして必ずあるのが「アルコールチェック」です。
前日にアルコールをセーブしないといけないのでお酒好きの方にはストレスとなるようです。
◎雨の日の仕事
雨が降っていると商品が濡れてしまうのでカバーをかける必要があります。
晴れている日と違いカバーをかける手間がかかります。
その分時間が必要となるので、時間厳守のルート配送にはキツイと感じます。
◎商品の破損
会社によって違いますが、荷物が破損していた場合、自腹で買い取らなくてはいけない会社があります。
配送中や荷物の積み込み・荷下ろしなど最新の注意が必要となるので精神的にキツイです。
<キツイと感じない理由>
◎荷物の量によっては楽な日がある
荷物の量は日によって違います。
荷物が少ない日は、積み込み時間も短く荷物の積み下ろし時間も短いです。
それでも日給は同じなので考え方によってはキツイと感じないかも知れません。
◎道路の状況
比較的混雑しない時間帯で配送する場合は、スムーズに目的地に到着できます。
そのため余裕をもって運転や作業が出来ます。
到着時間より早めに到着できる場合は、その分「待機」という形になりますが休憩ができます。
◎仕事のやり方が自由
納品時間が決まっているので、逆に言えばその時間さえ守っていれば、後は自分のやりやすいように運転してよいという事です。
ただし交通ルールを守らないと会社の看板を背負って配送しています。
色々な人が見ているので注意しましょう。
◎自分のペースで仕事が出来る
慣れてしまうと仕事の流れや要領などが分かり、時間の配分が自分で出来ます。
そこで荷物の量を見ただけで自分でペース配分が出来、自分のペースで仕事が出来るのでキツイと感じないようです。
私の場合は、どちらかと言えばキツイと感じていました。
ルート配送は時間の指定があるプレッシャーと誤配(間違った商品を配送)してはいけない緊張感、そして人間関係、この3つが重なるとかなりキツイと感じました。
キツイという感じ方は人それぞれなので、参考程度にして下さい。
あなたはコンビニルート配送に向いていますか?
コンビニルート配送は向いていないと長くは続きません。
向き不向きは性格診断テストで調べることができます。
一度性格診断テストでチェックしてみましょう。
コンビニ配送の離職率はどれくらい?
コンビニ配送の離職率はどれくらいなのでしょうか?
調べてみましたが、はっきりとした離職率の数字はわかりませんでした。
コンビニ配送の仕事は毎日同じ作業のルーティーン化した仕事内容です。
同じ時間に同じ場所へ毎日同じものを配送します。
仕事内容としては固定されているのでイレギュラーな事が起きにくく安定しています。
勤務時間帯は昼夜問わず配送があり、深夜帯勤務者の場合は特に家族との時間が取りづらいといいます。
昼間は仕事前なので睡眠を取らなければならないですし、夜は仕事へ出かけます。
家族とのコミュニケーションが取れず家庭内でも上手くいかないと転職する人も多くいるようです。
出入りが激しい業界と言えるかもしれませんね。
コンビニルート配送の給料や年収はいくら?
コンビニルート配送の収入は、どの位あるのか気になるのではないでしょうか?
ここでは、収入について紹介していきます。
1.給与
平均月収は、20万円~25万円程です。
その他のルート配送の給与は、平均で30万円~35万円です。
これは、他の運送業界と比べると比較的、給与は低く設定されている様です。
※深夜便になると深夜手当など付くので、月収は少し多くなります。
また配送するトラックの大きさや配送距離などで変わってきます。
2.年収
平均年収は、300万円~350万円程です。
その他のルート配送の年収は、平均で350万円~400万円です。
ボーナスがあるか、ないかで変わってきます。
3.ボーナス
ボーナスの平均は、20万円~50万円程です。
ボーナスは、月給の1~2か月分が相場となっています。
ボーナスが支給される場合は、年2回がほとんどです。
会社によっては、ボーナスがない場合もあるので、就職する前にか確認しておく必要があります。
4.アルバイトの時給
アルバイトの時給は地域によって違ってきます。
・地方の場合:平均で900円~950円
・都市部:950円~1000円
※祝日などは、時給が上がるケースが多く、会社によって違うので参考程度にしておいて下さい。
コンビニルート配送の評判や口コミとは
実際にコンビニルート配送の経験のある方の評判をいくつか紹介していきます。
1.コンビニルート配送はキツイ
実際にコンビニ配送のキツイところは・・・
◎拘束時間が長い
正社員の場合の拘束時間は12時間を超えることが多いです。
◎中途半端な時間帯
会社によって勤務形態が違いますが、コンビニ配送の働く時間は「昼に出勤して夜中に帰宅」というスタイルが多いです。
◎給料がそれほど良くない
基本給が低いので、残業で稼ぐのがメインになります。なので給料日に明細を見ると労働力に対して給与金額を比べると給料の低さを感じます。
など色々キツイことがあるようです。
2.コンビニ配送はキツイ!その中にもメリットがある
◎直ぐに仕事が覚えられる
細かいルールはありますが、仕事内容は簡単なので直ぐに覚えることが出来ます。
◎運転が上手になる
毎日トラックを運転するので運転が上手になります。
また交通マナーなど教育されるので、プライベートでの運転マナーも良くなります。
◎同僚や上司とのストレスがない
同僚や上司と会うのは、会社にいる時だけです。
配送業務に出てしまえば、後は一人の時間となります。
なので同僚や上司の出会うことが少ないのでストレスを感じにくいです。
など色々なメリットがあります。
私もコンビニ配送ではないですが、ルート配送の経験があります。
ルート配送は、基本毎日配送するので連休を取得することが難しいです。
家族がいる私は子供たちを遊びに連れていく事は、ほとんどできませんでした。
子供が小さい時は、特にお勧めできない職種だと私は感じました。
コンビニルート配送の志望動機の書き方とは
コンビニルート配送に就職する場合、未経験の人や転職者など様々な人がいます。
そこでルート配送の仕事につく時は、志望動機が重要になります。
ここでは志望動機の書き方などについて紹介します。
<未経験者が志望動機に盛り込むべき内容>
未経験者では、アピールポイントも少ないので志望動機の内容は「なぜ働くのか」を書くのが大切になってきます。
・仕事自体へのモチベーションをアピール
・会社を選んだ理由
・採用された時の目標
など働く時の意欲を前向きに説明する事が重要です。
<転職者が志望動機に盛り込むべき内容>
配送経験のある人が転職する場合は普通免許だけでなく、中型免許や大型免許など取得していることが多いです。
その事に加え、自分の経験やスキルも合わせてアピールすることが大切です。
例えば「経験とスキルをルート配送ドライバーの仕事で活かせると感じたため応募した」などという書き方が良いでしょう。
ドライバー経験がない人でも今迄してきた仕事をアピールするようにしましょう。
未経験や違う職種からの転職の人でも、きちんとアピールをすれば会社側に自分の思いが伝わります。
まとめ
今回はコンビニルート配送について紹介しました。
仕事内容の感じ方については、「キツイ」と感じる人もいれば「気分的に楽」という人もいます。
この感じ方は個人差があります。
給料については、他のルート配送に比べると低く設定されている様です。
今回お伝えしたポイントは
・コンビニルート配送の仕事内容
・コンビニルート配送の収入
です。
これからコンビニルート配送を考えている方は、今回の記事を是非参考にして下さい。