今回は宅配ドライバーの年収についてお答えします。
その前に、宅配ドライバーとは個人宅に荷物を運ぶ仕事を指しますが、大手運送会社などは個人宅意外にも企業などに配達する事を指します。
実際のところ、それは宅配ではないのですが「宅配もするし会社にも配達をする」という事で、大手運送会社はこれを宅配ドライバーとしている場合があります。
セールスドライバーなんかも基本は宅配ドライバーを指します。
勿論、宅配しかしない人もいると思いますが専門で宅配をする場合は軽自動車が殆どです。
それでは宅配ドライバーの給料は安いのか、年収や給料明細などを解説していきます。
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宅配ドライバーの平均年収はどれくらい?
これは車のサイズによって収入が変わってきます。
知り合いドライバーの会社では主に、軽自動車、ハイエース(1t)2t車で周っています。
車も大きさによっては中型免許が必要になります(ワイド車と言われている2t車の事です)
これは車の免許でいうと、普通車、準中型、中型免許となります。
そして大手運送会社の宅配をしている車は準中型免許で乗れる車が多いですね。
そして気になる全国平均の年収は
・普通車免許 380.8万
・準中型免許 381.6万
勿論、各社によって勤続年数などで年収の上下はあります。
宅配ドライバーの給料・月収はいくら
こちらも各社によって変わってきます。
・普通車免許 29.1万
・準中型免許 29.4万
大手運送会社のヤマト運輸、佐川急便はこれよりも高くなっています。
そして、実際の現場で働いている私の意見としては、これほど貰うとなると労働時間やノルマがあるのかな?と感じます。
実際に8時間労働では、まず稼げる金額ではないでしょうし、残業時間もそれなりにありそうですね。
宅配ドライバーは稼げる?稼げない?
気になるところだと思いますが、手取り30万ほどなら宅配ドライバーで十分可能です。
歩合のところもあるかもしれませんが今の時代は殆どが時間給です。
つまり残業をすればお金になるので毎日平均3、4時間残業をすれば可能です。
そして、各社によって特別手当などもあるので、その会社のやり方で自分の給料を上げていく方法もあると思います。
宅配ドライバーの給料明細とは
給料日の前日、もしくは当日に紙でもらえます。
会社によってはオンラインで給料明細を閲覧できる会社もありますが、それとは別で給料明細を紙で貰えます。
今の時代、現金手渡しの会社も少ないですからね。
宅配ドライバーの仕事を探すコツとは
安定した収入を稼ぐなら大手運送会社がお勧めです。
もしくは大手から仕事を貰っている会社がいいでしょう。
日々の荷物の量で給料に影響がでてしまうので、やはり安定とした大手関係の仕事に就くべきですね。
探すコツは福利厚生がちゃんとしているかどうかです。
ちゃんとしているなら仕事も安定していると判断できるからです。
○○手当などの項目が多い会社は、それを払えるほど仕事が安定している証拠です。
まとめ
宅配ドライバーの年収、月収は決して高くはありません。
年がら年中、求人募集を出している業界ですからね。
しかし会社によっては宅配エリアをチームで動かしていたりして、そこの班長になると手当てがついたり、私の会社では能力給といった手当をつけたりして、決して残業代だけで収入を上げる方法ばかりではありません。
現在、運送会社は人手不足を解消しようと離職率の高さの歯止めをかけようと色々とチャレンジしています。
長く続けていけば、収入が上がっていくように多くの運送会社は給料面で試行錯誤しています。