福山通運は国内の物流会社としては全国9位を誇る売上高とシェアにより集配ドライバーや配送業務に留まらず、その他大型コンテナなど多岐にわたる事業展開にて、業界市場を席巻するほどの大手運送会社です。
その福山通運という会社はどのような会社なのでしょうか。
今回は、福山通運ドライバーの仕事はきついのか、1日の仕事の流れと辞めていく理由などについて触れていきます。
福山通運ドライバーの給与や年収、給料明細に関してはこちらの記事で詳しくまとめています。

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福山通運の会社概要
近鉄グループに属する運送会社として資本金300億超えを誇り、全国的に400ヶ所以上の店舗数を展開している福山通運は、広島県福山市東深津町に本社を置く東証一部上場の大手運送会社であります。
この会社の売りは「路線縄の広さ」にあり、「国内のどこであっても我が社での荷物の配送に不可能は無い」と豪語するほどです。
宅配業者としても全国的な知名度でカバーしてきたことから庶民の間でも親しまれてる他、運送業界でも災害対策基本法におかれた指定公共機関に指定されているほどの存在性を持つほどの大企業として世間に知れらております。
福山通運ドライバーの仕事内容や1日の流れとは
集配ドライバーとしての仕事内容で見てみると、法人向けの荷物の配送および集荷が主とされ、宅配などの個人向けの配送では無いので基本再配達というのはありません。
その主な仕事で1日の流れとしては…

●朝出勤したら配達ごとの荷物の仕分けをする。
●トラックに配達先の順番を考えた荷物の積み込みをする。
●出発し、近距離を中心とした配達先を午前中に回る。
●昼の休憩
●午後の配達開始
●配達終了後、荷物を集めに回ります。
●帰社し、集めた荷物を荷台から降ろしたのち伝票整理して業務終了。
以上がとある日の1日の流れです。
特別珍しい作業はなく、よくある運送会社の流れと同じですね。
福山通運ドライバーの仕事は過酷できつい?
一般的には福山通運のドライバーの仕事はキツいと言われていますが、実際にはどうなのか気になりますよね。
実際は、やはり他社と比べて集配される荷物は比較的多く、加えて荷物は「手積み手降ろし」が基本となるためキツいと言えます。
集荷や配送といった業務では、自身が担当する地域の道に慣れてないとその期間の間はやはり苦労することとなります。
セールスドライバーでは配達するルートや積み下ろしの方法一つで労力も変わってきますが、経験を積んでいきドライバーとして成長すればこれまでの辛さも緩和されてくるものです。
福山通運ドライバーを辞めていく理由とは
福山通運ドライバーは基本的に休みは多くとれ、業務内容が企業間の配送であれば土日は基本的に休みであり精神的・肉体的に負担が少ないと思われがちですが、実際はドライバー不足からの長時間労働と言う現状もあるようです。
そのような事から福山通運ドライバーの忙しさは各支店によって激しい差も出てくると言うことです。
その事情から結果として拘束時間の長くなり、その激務から過度な残業となって行き結果離職率も高くなる事となります。
また悪いことに「真面目に努力してる者ほど評価をされにくいという社風」があるのも事実です。
福山通運ドライバーのメリットは何?
昨今の運送業界に対して客観的なイメージではあくせく働きながら「やり甲斐を持てる会社ほどブラックな印象」があり福山通運でも、そこで働くドライバーさん達を見て皆さんもそのイメージをお持ではありませんか?
実際には激務に追われ、忙しくてもやり甲斐を持てるドライバーさんも多数おられます。
セールスドライバーであれば直接荷主のところに赴いてコミュニケーションを取ることも多く、それらも業務の一環として荷主と仲良くなれる楽しさがあります。
セールスドライバーでは、営業にて荷物の獲得時の達成感がドライバー達の向上心を掻き立てられるようです。
福山通運ドライバーへの転職を成功させるコツ
これは福山通運ドライバーに限った事では無いですが、まず転職を考えてる会社・その業種の条件等の確認を第一としなければなりません。
福山通運ドライバーとしての業務内容ではどのような人材を必要としているのか?
や、そのドライバー職の「長所」とされるものは自身にとって性に合うのか?など。
そこには主に「人付き合いが好きか?」や「体を動かすことが好きか?」などがあり、あと何よりドライバーとしであれば就業地域に対しての知識も必須と言えますので、無ければ自身で取得する努力など、そのような向上心はどのようなドライバー職でも常に持たなければならないと言う事です。
まとめ
福山通運では企業間での配送業務がメインとなっておりますので、「ヤマト運輸」「佐川急便」などにある宅配業務ような再配達に追われた忙しさは基本ありません。
しかし、これまでを見てみると、やはり福山通運でのドライバー達は過度な労働条件下での激務が目立ちます。
その中でも「恒常化」と言うものはどのような会社・項目にも当てはまり、他の企業に共通してる「残業の長さも」その一つの項目であります。
何よりもその「恒常化」という問題から改善して行かなければ全ての企業に共通している問題は解決していけないのではないでしょうか。